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私たちは「農と人をつなぐ」をスローガンに、21世紀の新たな農業の形を築いていきたいと考えています。7人のメンバーが綴る泣き笑いのセルフ・レポートです。
by konefa
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ありがとう!農家アート祭!!!(3)

吉田農園の高田です。

3月3日の農家アート祭。

すごい熱気でした。

トークショーの様子
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近江ええぞ節の様子
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一年間アーティストと活動してきたことがこのような形となり、達成感でいっぱいになりました。

アーティスト、農家、応援していただいたみなさんのおかげでこのようなイベントができました。
本当にありがとうございます。

今回のイベントを通じて自分の中でサムライの活動について思いが芽生えたので話します。

私たちはかっこいい農業を目指します。

かっこいいとは見た目にかっこいいということではありません。

トークショーでも話させてもらいましたが、
農業は土と触れ合うことによる心の豊かさや、自然と共に働く心地よさとやりがいなど、農業のよさがたくさんあります。

しかし、家倉さんや立見さんなど代々農家をされている方とお話しすると、

「農業を始めたころは人通りの多い道でトラクターを運転するのが嫌やった。」
「農業していると思われるのが嫌やった。」

というように、自分が農業をしていることについてのコンプレックスを、ものすごく感じておられました。

私が友達などに農業のことについて話すときがあります。

農業にはこんなよさがあると話しても、

「どうせつらくて、しんどくて、もうからん仕事しとるんやで不幸せやろ。」
という思い込みで見られてしまって、思いは伝わりません。

これはおかしいことです。

いつからか農業は、さげすまれるようになりました。

このような状況では次の世代の人々が、
「農業しよう!」
というようにはなりにくいと思います。

農業のよさを知り、実家が農家でないのに農業を始めた私はとても悲しくなります。

しかし、私たちはこの状況を、
「だれがこんな農業にしてもたんや。」
と犯人探しをするのではありません。

また、
「どうせなにしても変わらんやろう。」
と他人まかせにするのでもありません。

おれらが農業界を変える!

おれらが次の世代にバトンをつなぐ!

このような思いで今回の農家アート祭や都会でのマルシェを行なっています。

街での評価を得て、それが滋賀の農産物の地位向上になる。

若者が農業したいと思えるような農業にする。

田んぼを守ることにより、風景や治水を大事にする。

これがサムライプロジェクトです。

一人一人言い方に違いがあるので、またメンバーと会う機会があれば聞いていただければおもしろいかもしれません。

農家アート祭を通じて思いがはっきりするようになりました。
ありがとうございます。

(高田)
by konefa | 2012-03-11 15:06 | konefa日記
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